「…休憩、終わっちゃうんじゃないの」 更に揺する。 ゆっくりと、閉じていた目が開かれていく。 「…え?」 やっと目を覚ましたようだ。 途端に、クリっとした目が大きく見開かれる。 「あ…え!? す、すみません!ありがとうございます!」 「いーえ」 恥ずかしいのか、 少し顔を赤らめて上目遣いで謝る彼女。 寝起きだからか目が潤んでいる。 …やばい、