はぁ〜…なにしてんの自分。
学校に行く気がしなくて
もう3日も休んでる。
今頃、結梨と優は付き合ったり
しちゃってんのかな
自分で決めた事なのに
苦しい…苦しくて涙が止まんないよ
「凛花〜!ちょっと降りてきて!」
「はぁーい」
はぁ〜。
本当に今は勘弁してほしい
お母さんは私が学校に行きたくないなら
無理して行くことはないって
言ってくれた。
今はその言葉に甘えてしまってる
ガチャっ
凛「なにー?」
父「凛花!久しぶりだな」
凛「お、お父さん?!!」
母「ふふっ、ビックリした?」
いやいや!お母さん!
そんなに微笑んで
当たり前な事言わないでよ笑
凛「あったりまえじゃん!
いつ戻ってきたの??」
父「あぁ、ホントは昨日戻ってきたんだ
凛花をビックリさせたくてビジネスホテルに泊まってたんだ」
母「ドッキリ大成功みたいねっ」
私のお父さんは
出張が多くて滅多に帰ってこない
小さい時はそれが寂しくて
たくさん困らせてたっけ…
なんだか、それすら懐かしく感じんだけど笑
凛「ホントにビックリしたんだよ?
お父さん、おかえりなさい!ニコッ」
父「ただいま、凛花。」
母「あ!そうだ!凛花、おつかい頼まれて
くれない?」
凛「えぇ〜やだよ」
母「お小遣いあげるから!ね?」
うっ…金で釣りやがってー!!
だいたい私、失恋真っ只中なんですけど?
そんなガラスのハートな娘を
金で釣るかぁ?笑
凛「し、仕方ない!何買ってくればいいの?」
(結局行くんかい!wwww)
母「はい、これに必要なもの書いてるから
行ってきてくれる?」
凛「それじゃ、行ってきま〜す!」

