罰ゲーム

「瑞希の!好きな人は!日暮拓斗先輩です!」



琴乃は大きな声ではきはきとそう言った。



廊下に人影が見えた。




あれって…………。




「やめてよ!ほんとにやだ!いやだ!」


私がそう言った瞬間に教室はシーンとなってしまった。