あなたに溺愛

「これ見たとき、真菜に似合うだろうなって思ったんだ。
真菜、付けてあげる。ここにおいで?」


瞬に歩み寄ると、

ネックレスをつけてくれて、



「俺のものって、印」



小さな声でつぶやいた。


そのまま、後ろから私を抱きしめて、


「今はまだ、曖昧な関係だけど、
時期が来たら、俺の彼女になってくれる?」