あなたに溺愛

「真菜、お化け怖い?」

「ううん。瞬がいてくれるから全然怖くない」

「そっか……」

「うん……」

その時、瞬に、ドレスを着た女性のお化けが抱きついてきた!

「私の瞬に何すんのよ!はなれてよ!」

私は必死で、瞬からお化けを引き離した。

でも、振り向いたお化けの血まみれメイク顔をアップで見てしまい……。


「ギャ~~~~~~~ッ!!!」


めっちゃ怖くて、腰が抜けた。