あなたに溺愛

瞬がほほえんで、私に手を差し出してくれて。

私はお姫様になったような気分で、瞬の掌の上に自分の手をそっと乗せる。

瞬が、きゅって、私の手を握ってくれた時。

すごくときめいて、ドキドキして。

私も瞬の手を握り返した。

好きって、気持ちを込めて。



手を繋いで歩く園内。

人々の楽しそうな笑い声。

どこからか、にぎやかな音楽が聞こえてくる。