ジリリリリリリリリリリ!!!!!




「、、、るさいなぁ。もう少し・・・寝かせてよ・・・」


そう言い私はまだ暖かい毛布に顔を埋め込んだ。



あともう少しだけ、3分だけでいい。あの夢にまだすがっていたい。



とても嬉しくそして辛いあの夢に。








・・・・・・・・・。




ダメだ。考えるのは辞めよう。また、泣いてしまう。もう泣かないってきめたんだか・・・




バンっ!!!!!



「!!!!?」






「咲!!一体何時だと思ってるの!!!?あんた遅刻するよ!!」





「は、はい・・・。起きます・・・。」












そうして私、天音咲の慌ただしい一日が始まる