すきっていって。



受け取った後、真悠くんはわたしの目を見て言った。



「何がしたかったんですか?」


「え…」



なにそれ、わたしは何を聞かれてるんだ!?


言ったら叶えてくれるとか!?


そんなわけないか…



「まぁ、できることならいいですよ」


「え!?真悠くんエスパー!?」


「声に出てました」



ウソ!マジか!!(>< )꜆꜄



「えっていうか、できることなら叶えてくれるってこと!?」


「あぁもううるさい。そうだってば」



ええええええ!


何が起こったんだ!?体調悪いからか!?病人には優しくしようとかそういう精神!?


何はともわれこんなチャンスは滅多にない。
やりたいことを言ってみよう!



「お昼一緒に食べたかったの!」


「あぁ、誘ってくれてましたもんね」



真悠くんは少し考えるような顔をしてから言った。


答えはYesかNoか!ドキドキ…