「そして、王子様とお姫様は幸せに暮らしましたとさ!めでたしめでたし」

「どう?面白かった??」

「うん!とっても面白いわ!お母さん!」


あれ?なんだろ…
夢かな〜?死んだはずのお母さんがいる…
あ、あそこにいるのは小さい時の私だ。

「そう?それは良かった。じゃ、早く寝ないとね…」

がしっ。

え?なにやってんの?
お母さん?
なんで?


なんで、今、私の首絞めてるの…?


「ほら、早くッ!!早く永久に眠りなさいよ!!私の前から消えてよォ!!!」


なんで…、おかあさん…っ!