新選組幹部が店を出て
陽乃を送り届け、屯所への帰り道
「あれ?松平様ではございませんか?」
「おお…近藤か…」
旅籠の外で康正が見つかる
そばにある籠には、平助が潜んでいた
「すまん!待たせた! ん?」
旅籠から出て来た朝比奈が
新選組幹部に気がつく
「今宵は、宴ではなかったか?
いかがした?」
康正が問うと
「それが… 藤堂君が心配だから
屯所に帰りたいと言い出しましてね
幹部は、先に帰る事になりました」
「あいつ、無茶苦茶するんで…
ご迷惑は掛けないでしょうけど
突っ走るから…怪我しないかと」
「僕達の事もあまり頼ろうとしないんです!
慣れない人となら、余計にです!」
「まぁ、平助は強いし頭がいいんだけど
なんていうか、俺たちが守ってやらねえと
危なっかしくて…」
「それで、宴を抜けて…?」
「あははっ 平助がいないと
面白くないですからね!!!」
「ところで、松平様
平助とは、一緒ではないのですか?」
「ああ 藤堂君は、別の場所にいるよ
今から合流して、一仕事して貰う」
「そうですか
では、明日のは返して頂けますね」
「……そうだな
では、我々は仕事へ向かう」
「はい!失礼します!」
陽乃を送り届け、屯所への帰り道
「あれ?松平様ではございませんか?」
「おお…近藤か…」
旅籠の外で康正が見つかる
そばにある籠には、平助が潜んでいた
「すまん!待たせた! ん?」
旅籠から出て来た朝比奈が
新選組幹部に気がつく
「今宵は、宴ではなかったか?
いかがした?」
康正が問うと
「それが… 藤堂君が心配だから
屯所に帰りたいと言い出しましてね
幹部は、先に帰る事になりました」
「あいつ、無茶苦茶するんで…
ご迷惑は掛けないでしょうけど
突っ走るから…怪我しないかと」
「僕達の事もあまり頼ろうとしないんです!
慣れない人となら、余計にです!」
「まぁ、平助は強いし頭がいいんだけど
なんていうか、俺たちが守ってやらねえと
危なっかしくて…」
「それで、宴を抜けて…?」
「あははっ 平助がいないと
面白くないですからね!!!」
「ところで、松平様
平助とは、一緒ではないのですか?」
「ああ 藤堂君は、別の場所にいるよ
今から合流して、一仕事して貰う」
「そうですか
では、明日のは返して頂けますね」
「……そうだな
では、我々は仕事へ向かう」
「はい!失礼します!」


