平助と陽乃が会う日



「慶喜!ありがとう!」



ご機嫌な平助に、慶喜も微笑む




「陽乃!!」


「へいっ あ、誠様!!」




がっつり抱擁する2人



「お久しぶりです!お変わりないですか?」


「おう!変わらない!」


「うふふっよかった!安心しました!」




陽乃が春嶽らの忍だったことは内緒



忍服を貰い

2人で茶を飲む



「体調不良で寝込んだと聞きましたよ?」


「/////月のもの」


「まあ!寝込むほど酷かったんですか?
私が看病して差し上げたかった!」


「陽乃は、総司の看病があるだろ」


「沖田さん…少し気弱になられて」


「やっぱり…」


「え?」


「ひひっ」


「もしかして…会いに行くつもりですか?」


「ここの警備は、把握した!
どうしても総司に会いたくなっちゃって」


「まあ!!平助様ったら!!!
それでしたら、屯所にもおいで下されば
皆さん喜びますよ!」


「皆の頑張ってるとこは、いつも見てる
陽乃と総司に会えなかったから
今日は、会えて嬉しいよ!」


「沖田さんに伝えておきます」


「うん!今夜、行くよ!」


「今夜ですか!!」


「そ!今夜!」


「あきれた…」