2カ月後
徳川家茂が亡くなった
新選組も忙しい日々が続き
夕餉あと
土方が、山崎から報告を聞いていた
「藤堂高猷の元に、藤堂のぶという娘が
訪ねている記録を見つけました
でも、この〝のぶ〟も身元確認できません」
「そうか……また、振り出しか…」
「平助と関わりがあることは
確実になってきましたね」
「そうだな」
廊下では、平助がこの会話を聞いていた
〝無理に聞きだそうとは思ってねぇって
そういうことか…
烝は、本当に優秀だな…〟
平助を見つけ、永倉がニヤリと笑う
「よう!平助!」
部屋の中で、土方と山崎がギクリと
肩を上げる
「おう!新八~見て!1番星!」
「おお!やけに綺麗に見えるなぁ!」
「だろ!?なんか、見惚れてた!」
「よし!俺の部屋で一杯やるか!」
「クスッ!いいな!飲もう!!」
平助の声色から、聞かれていないと思い
土方らは、安堵した
徳川家茂が亡くなった
新選組も忙しい日々が続き
夕餉あと
土方が、山崎から報告を聞いていた
「藤堂高猷の元に、藤堂のぶという娘が
訪ねている記録を見つけました
でも、この〝のぶ〟も身元確認できません」
「そうか……また、振り出しか…」
「平助と関わりがあることは
確実になってきましたね」
「そうだな」
廊下では、平助がこの会話を聞いていた
〝無理に聞きだそうとは思ってねぇって
そういうことか…
烝は、本当に優秀だな…〟
平助を見つけ、永倉がニヤリと笑う
「よう!平助!」
部屋の中で、土方と山崎がギクリと
肩を上げる
「おう!新八~見て!1番星!」
「おお!やけに綺麗に見えるなぁ!」
「だろ!?なんか、見惚れてた!」
「よし!俺の部屋で一杯やるか!」
「クスッ!いいな!飲もう!!」
平助の声色から、聞かれていないと思い
土方らは、安堵した


