宿の前で、永倉が仁王立ち


「平助!!どこ行ってたんだよ!!
んで!?誰だ!!!」


「毛内有之助と申します
新選組への加入を認めて頂きました」


「新八!!有助って呼ぶことにしたから!」


「有助!?そんな呼び方でいいのか?」


「ぜひ!」


「因みに、土方さんと同じ歳らしい」


「年上!?」


「烝並の童顔だよな!
あ、土方さんは、副長 烝は、監察方」


「有助さん 俺は、永倉新八だ」


「有助でどうぞ」


「有助!新八!腹減った!!!」


「お前を待ってたんだ!平助!!」


「酒ーーー!!!」


「はははっ さっきまで死にそうだったのに
面白いな」


「え?」


「いや、ここまで帰る間
腹減って死にそうと言ってたから」


「あ、そーゆーこと
とりあえず…相部屋だけど良いよな?」


「はい」






久しぶりに酒を飲み
3人で騒いだ