「お寺で供養し、お墓参りしてと考えてます」

「親戚は?」

「葬式に来なかったから、連絡をしません。」

「でも、相続問題も出て来るんじゃないのか?」

「確かに、爺ちゃんもそれを心配してました。」

俺は仏壇から一通の封筒をだした。