通学路を自転車で軽快に駆け抜ける。

私の家から大学まではおよそ15分のとこにある。

専門学校、と言った方がいいか。

私には昔から夢があってそれを馬鹿みたいに追いかけてる。

小さいころ思い描いてた夢、色あせたことは無かった。

進路の事でだいぶ揉めたりもしたが最終的に自分の行きたい道を選んだ。

自分の入る業界が厳しいことは百も承知だ。

多分見返したかったんだろう。

自分にも出来るんだと。

今まで私を嘲笑ってきた奴らに、見せつけてやるんだ。

今日から。