ねぇ。水瀬くん…
普通なら、そこまで考えないよ。
どうして人の気持ちを、こんなにも理解できて分かるんだろう…。
思いやりが出来る水瀬くんは、やっぱり冷たい人なんかじゃない。
冷たい人なんかじゃないよ…!絶対に。
私が証明する____!
「お前さえ居なかったら、全部上手くいくはずなのに!何でだよ…なんで…カッコイイを研究して洒落てる俺よりも面白みもないお前の方が良いんだよ!?」
「どんなに外見磨いたって、内面が磨かれてなかったら意味無いんじゃないの。」
「弟のクセに偉そうなこと言ってんじゃねーよ…マジでムカつく、」
「好きでもない女に寄ってこられたって、何の得も無いってこと。覚えておけよ、バカ兄貴」
「生意気だし余計なお世話だよ!…ったく」
校門の方面に向かって、歩き出すお兄さん。



