課題をさっと済まして寝ることにした

その夜夢を見た

とても懐かしい夢

「蒼空!優勝おめでとう!」

「功太もおめでとう!」

「二人でアベックだな!」

「そうだね!」

「来年も全国制覇しような!2連覇だぞ!」

「うん!約束!」

愛しい人の声

急に暗闇になった

「功太?功太どこ?」

私は必死で功太を探す

「蒼空、ここだよ」

功太はどんどん先を歩いて行く

「まって、ねぇ、まってよ功太」

私は功太とはぐれてしまった

暗い暗い闇の中

一人ぼっち

功太はいない

「功太、どこ行ったの?ねぇ、功太!」

ここで目が覚めた