中身を開いて行く賢也くん
中身を見ると、いっぱいの契約書や
財産についての書類、指輪に手紙
直也(中身開けてみろ!お前のやから)
んんん。もう!眠いのに!!
中身の手紙
彩へ。
初めて彩に会ってからもう1年です。
こんな手紙を書くとストーカみたいやけど
彩に伝えたい事があって書いてます
彩の沢山の笑顔や優しさ。
お人好しで真っ直ぐな彩に惚れています。
歳も離れていてこんなおじさん何やねんって
なるかも知らへんけど、
彩が好きです。キャストとお客さんの
恋愛はアカンねんって前彩が酔っ払って
言うてたのを彩を見るたび思い出します
人生で誰かに手紙を書くなんて初めてで
照れ臭いですが。
こんな僕の素顔も表の性格を知ってるのも
彩です。少しずつで良いです
僕のお嫁さんになってくれませんか?
時間はいつでもいいです。金目当てでも
何目当てでもいいから。
僕の全てを彩に渡します。
深く考えなくていいです。無理なら無理
良いなら良い。それだけの簡単な事です
それまで僕はお店にも彩の前にも来ません。
p.s 俺は彩と一緒におりたいねん
良
