「陽菜、お仕置きだ」


そう呟くと
困ったように微笑み
ぎこちないながらも応える陽菜

全身に赤い印を散らし
小さな身体を支配していく

その身体が反応するたび
陽菜の口から漏れるのは

甘くて可愛い声


何度も欲を打つけて高みに押し上げると
泣くように喘いでは痙攣する身体

いつもに増して執拗に攻めると
全身で呼吸を繰り返す陽菜


・・・やり過ぎたか


動かなくなった身体に
キスを落とすと

僅かに身動ぐ陽菜の唇が


「・・・すき」


そう動いた

それだけで安心感が胸に広がり
温かい気持ちになる


「陽菜、ゆっくりおやすみ」


オデコに口付けると
腕の中の陽菜が笑った気がした