喘ぐ声は甘く色付くけれど
掠れて何度も途切れる


続く刺激に


悲鳴にも似た声をあげた

「ゆ、ゆる、して・・・」

喘ぎながら許しを乞う

身体はとうに限界を超えているのに

身体中で碧斗を欲していた

耳元で聞こえたのはやっぱり

「許さないよ」

低く降る声


「こ、わし・・・て」


碧斗さんからの執拗な刺激に

ドロドロに溶かされた身体と
甘さに微睡む意識を飛ばした