「朝、そのまま名取くんと間島くんが途中で来て最後まで聞けなかったから、その…」 その瞬間、パッと顔を上げた陽チャン。 触れてしまいそうな距離で、目が合ってしまった。 「「!!!!」」 お互いにものすごい速さで顔を仰け反る。 「ご、ごめん!!」 「……っ」 コクコク、と首を縦に振る陽チャンは顔がさっきとは比にならないぐらい赤い。 な、なに照れてんだ俺!!! 他の女とこれより近い時だって今まであっただろ!! てかむしろそれ以上の事までしてんだろ!! 何今更顔が近いだけで照れてんだよ!!!