「よーーうチャンっ♪おっはよ~!」



次の日。


昨日のことなんてなかったかのように、
懲りずに俺は陽チャンに話しかけた。


「…………」


うんうん。
無視ね。


もう何されても驚かないよ~ん♪

毎朝俺に群がる女の子達になんて見向きもせず、一直線に陽チャンの所へ来た俺に、
他女子は驚きを隠せないようだ。


そりゃそうか。
朝は女の子達とずっと話してるから、
特定の子と話すことは無かったからね。


まあでも分かってよ。

これは、ゲームなんだからさ。