「………あ」 かなチャンの声ではない、 かなチャンより少し高く、通った声が後ろから聞こえた。 …ちょっと待て。 ここ立ち入り禁止だよな? そして今後ろにいるのは女だよな? 男の俺でもクソ重い屋上の鉄のドアを 開けたのかよ!? なんで気づかなかった俺!!!? グルグルと、いろんな感情が数秒で駆け巡る。