「ーーー…は、…のは、このはっ!」


うぅ…まぶしいっ

窓からは太陽がさんさんと顔を出している。
時計を見ると針は7時半を指していた。

「うわっ、時間が…」

電車は待ってくれない。
心葉は足を前へ前へ進めた。

ー1番線から電車が発車します。ご注意ください。

「ふぅ…間に合った~」

あと5分起きるのが遅かったら、遅刻していだろう。


…あれ?

私はどうやって起きたのだっけ??

誰かに名前を呼ばれた?…気がしたけど、

そんなことはない。




私は一人暮らしだ。





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