翌日の午後。6Aの病棟へ向かった。
救外から誤嚥性肺炎で入院してきた患者さんがいるから、まずそれについて聞かなければいけない。
ナースステーションには2人の女性ナースがいた。
「お疲れさまです」
チラッとこっちを見た彼女たちは何も言わずに自分の仕事を続ける。
今日もダメなのか…病棟ぐるみでこんな幼稚なことをしているのであれば、埒が明かない。
ドキドキしながら自分を奮い立たせ、すうっと息を吸った。
「原さん、西方さん」
声を上げたけど、2人はこっちを見てくれる様子はない。
「…私情は病院を出た後ならあとならいくらでも聞きます。
でも、今は仕事中です。
患者さんの入院生活に支障が出たら困るので、協力してもらえませんか」
2人は全く反応を示さない。
こんな幼稚なことを病棟ぐるみで続けて何になるって言うんだろう。
私もだんだん苛立ってくる。
「患者さんの命にだって関わるんですよ?
仕事は仕事、ちゃんとしてください」
語調を強めた私を、西方さんがギロッと睨む。
救外から誤嚥性肺炎で入院してきた患者さんがいるから、まずそれについて聞かなければいけない。
ナースステーションには2人の女性ナースがいた。
「お疲れさまです」
チラッとこっちを見た彼女たちは何も言わずに自分の仕事を続ける。
今日もダメなのか…病棟ぐるみでこんな幼稚なことをしているのであれば、埒が明かない。
ドキドキしながら自分を奮い立たせ、すうっと息を吸った。
「原さん、西方さん」
声を上げたけど、2人はこっちを見てくれる様子はない。
「…私情は病院を出た後ならあとならいくらでも聞きます。
でも、今は仕事中です。
患者さんの入院生活に支障が出たら困るので、協力してもらえませんか」
2人は全く反応を示さない。
こんな幼稚なことを病棟ぐるみで続けて何になるって言うんだろう。
私もだんだん苛立ってくる。
「患者さんの命にだって関わるんですよ?
仕事は仕事、ちゃんとしてください」
語調を強めた私を、西方さんがギロッと睨む。