私達は別に付き合ってるとかじゃないし、







私が一方的に好きなだけだから









そんな事になったら顔が赤くなって







バレてしまう。







必死に抵抗しようとした瞬間。







「よくね?」







富田が言った。







「う、うん。そだね。」







「これ乗ったらどーする?」







「フリーホール!!」







実乃里がフリーホールに乗りたいと言った。






「私下で見とく!」







私はフリーホールとかまで行くのはちょっと






無理だから待っとくことにした。







「俺もー」







富田も乗らないと言った。







「なんで?」







時田が聞いた。