その日は厄日だった。

僕は学校へ向かう途中自転車がパンクしてしまい、歩いて向かっていた。

普段から見ている景色なのに今日はいつもと違う。
歩きながらそう思っていた。

しばらく歩いた先に大きな桜の木があった。

ひらひらと舞う花弁を目で追っていると視界に1人の少女が見えた

彼女は桜の木にもたれながら眠っていた。