私と佑は生まれた時からいつも一緒
親同士も高校時代からの親友で
とっても仲が良い
「ゆーちゃん、遊ぼ!」
「あ、みぃ、いいよ。遊ぼうぜ」
私たちは毎日のように遊んでいた
サッカーやバスケ、野球なんかも
よくやってたけど、
佑は私のおままごともやってくれた
私が「今日は私とゆーちゃんが兄妹で
それから…」と説明すると決まって
「ダメ!俺とみぃはふうふ役なの!」
って突っ込んできた
だからおままごとの中で私たちは
いつも温かい家庭を築いていた
「みぃ、大人になったらケッコンして
幸せになろうな」
何回もそう言われて
私は素直に嬉しかった
優しくて頼もしい“ゆーちゃん”が
大好きだった
そう、“ゆーちゃん”がね…
なのに、
「おい、何もたもたしてんだよ
バカみぃが」
なんでこんなに意地悪になったのよ!
佑のバーカ!
どうせ佑は私のことなんか嫌いでしょ
なぜか、いつのまにか優しい
佑は消えて私たちは言い合いをするよ
うになっていた
ねえどうして君は私にだけ意地悪なの
どうしてあの記憶しか私にはないの…
親同士も高校時代からの親友で
とっても仲が良い
「ゆーちゃん、遊ぼ!」
「あ、みぃ、いいよ。遊ぼうぜ」
私たちは毎日のように遊んでいた
サッカーやバスケ、野球なんかも
よくやってたけど、
佑は私のおままごともやってくれた
私が「今日は私とゆーちゃんが兄妹で
それから…」と説明すると決まって
「ダメ!俺とみぃはふうふ役なの!」
って突っ込んできた
だからおままごとの中で私たちは
いつも温かい家庭を築いていた
「みぃ、大人になったらケッコンして
幸せになろうな」
何回もそう言われて
私は素直に嬉しかった
優しくて頼もしい“ゆーちゃん”が
大好きだった
そう、“ゆーちゃん”がね…
なのに、
「おい、何もたもたしてんだよ
バカみぃが」
なんでこんなに意地悪になったのよ!
佑のバーカ!
どうせ佑は私のことなんか嫌いでしょ
なぜか、いつのまにか優しい
佑は消えて私たちは言い合いをするよ
うになっていた
ねえどうして君は私にだけ意地悪なの
どうしてあの記憶しか私にはないの…

