次の日


りあ(あの、これ。昨日はありがとうございました
助かりました!)

とうや(あ、うんどうも)

りあ(それじゃあ。)

私は朝 学校について すぐに
とうや君にノートを返した。

とうやの友達(おいおい、お前 なに貸したんだ?)

とうや(数学のノート)

とうやの友達(ノートって あれ、
お前 昨日帰る途中 ノート忘れたって言って
戻ったのに それ貸したのか?)

とうや(別にそれとは関係ねーよ)

とうやの友達(ん、てか、あの子よく見たら
お前が 昨日からよく見てた子じゃね?笑)

とうや(何言ってんだ お前)

とうやの友達(見てたじゃんか〜笑)

とうや(…。)

とうやの友達(無視すんな!)



かりん(おはよ〜りあ〜本当ごめんね〜昨日は〜)

りあ(全然大丈夫だよ! 一人でなんとか出来たし)
"本当は 全くひとりじゃ無かったんだけど。

かりん(本当に?!よかった〜
今日は みっちり 付き合ってあげるからね〜っ)

りあ(ん!ありがとう!)



そしてお昼。


りあ(あ、今日に限って お弁当わすれちゃった)

かりん(りあ抜けすぎ。お弁当忘れるか?普通笑)

りあ(あはは。ちょっと売店行ってくる!)

かりん(早く戻ってこいよん〜)

りあ(うん!)

この時間帯 大体混んでるんだよね。
まだなにか残ってるかな。

…やっぱり 沢山人居るな。
もう残ってないかも。


あ、しめた!メロンパンが残ってる!
早くしなきゃっ!

りあ・そうご(あっ!)

そうご(お、りあ!)

りあ(そうご!)

そうご(お前も残り物かよ笑)

りあ(お弁当忘れちゃって。)

そうご(天然かよ笑)

りあ(そうやって また馬鹿にして〜。ムス)

そうご(ほら、ならこれはお前に譲る)

りあ(いや、いいよ!そうごにあげる!)

そうご(俺はいいって!)

りあ(大丈夫だって!)

そうご(ったく、ほら、、)

そう言って そうごは 私の手を掴んだ。

そうご(沢山たべて もうちょっとでかくなれ
お前 チビすぎなんだよ笑)

そう言って 手の上にメロンパンを乗せた

りあ(チビって…。 …ありがとう。)

女子達"(そうご君〜 一緒にお昼食べよ〜)

男子達"(おい、そうご〜まだかよ)

そうご(おう、今行く〜!)

りあ(んじゃ、いくね、ありがとう!)

そうご(おう!)

相変わらずどこに行っても人気ものだな。
女子達からも男子達からも。

そう思いながら 教室に戻ろうとした時、、

そうご(りあ!)

りあ(ん?)

そうご(明日から 俺の弁当も宜しく!)

りあ(ばか、嫌だよ。)

そうご(そんな、まじで嫌そうに言うなよ!笑)

りあ(……。)

そうご(冗談だって笑)

りあ(じゃ、またね)

そう言って 私は戻って行った。

そうご(本当 あいつ放っておけないんだよな。
いつも お前だけは そばに置きたくなる。。)

女子達"(ん?そうご何か言った??)

そうご(いや、なんにも さ、行こうぜ)

女子達(ねね、今日は頑張ってそうごの為に
お弁当沢山作ったんだよ〜)

そうご(お、美味そうじゃん〜〜)

女子達"(食べてよ〜!!)

そうご(あ〜でも 弁当とか 自分の女のじゃなきゃ
食えねーからさ〜笑)

女子達"(えー?!なに、そうご君彼女できたの?!)

そうご(そんなんじゃねーよ)

女子達"(じゃ!今日から私がそうごの彼女ね!)

そんな話をしながらそうごたちも教室へと
戻って行った。
そうごは 振り返り りあが去る後ろ姿を
見つめながら。