しゅう(おーい とうや!俺達も引こうぜ)

とうや(おう、わかった )

そう言うととうやはしゅうの元へ行った。

しゅう(よっしゃ!んじゃ、俺からね〜♪)

・"ガサガサ…"
しゅう(よし、これにきーめた!いいぞ!)

・とうや→"ガサガサ…"

しゅう(俺は何かな〜……、。。ん…?!
お、王子役だと!!!!)

とうやも、自分のを開こうとすると…

・"シュッ…""

とうや(お、おい!返せよ まだみてないんだって)

しゅう(お前はこれね!)

しゅうは自分が引いた 王子役の紙をとうやに渡した

とうや(な、なんで俺が!)

しゅう(だって〜今回の文化祭 彼女もみにくるんだよ〜 さすがに
彼女の前で 他の子といちゃいちゃわ 演技でも
できまてーんん!)

とうや(そんなの理由になるかよ 返せ!)

しゅう(た、頼むよ〜とうや様〜
今度なんかお礼するからさ〜)

とうや(…ったく。めんどくさい奴だなお前は。)

しゅう(まじ、神!!ありがとう とうや様〜!)

とうや(…。何も言ってないんだけど…。)
結局 とうやは 王子役を引き受けることになった。

代表者(はい、では 主役の シンデレラと
王子 前に出てきてください!)

そして えりと とうやは前にでた。

りあ(と、とうや君 王子役…?!)

う、うそ。相手役がシンデレラだからさっきの子と…

りあは まじまじと 二人の姿を見た。

並んでる姿を見ると
本物のシンデレラと王子がいるようだった。

まさにベストカップルと言ってもいいほど
お似合いのカップルに見えて仕方がなかった。

はぁ。私じゃあ シンデレラなんて夢の話だな。

ガラス越しで自分の姿をみるりあ。

深いため息をついた。