目に見えないモノは信じられなくなる程に
僕は大人になった

いつの間にか年だけ無意味に
重ねているようで

この乾いた地面を唇かみ締めて
蹴ってみたとしても


こんな時代だからこそ確かなモノが欲しいのに見えなくて

虚しさを隠しながらまたひとつ
年を重ねていく

どんなにあがいても
時間が相手では成す術もなく

ただ流されて
大人になっていく

何も知らない子どものままで
いたかったという願いも
叶わずに・・・