「え?」 どこからか聞こえた声の方へ目を向けた 「み、水本くん⁉︎」 「よっ!!」 そこにいたのは同じクラスの水本和馬(かずま)くんだった 水本くんはクラスだけでなく、学年を通して男女ともに人気だ 「ずっと、悩んでいたからさ、 これなら、機能性と見た目もいいから有本の要望にぴったしだろ?」 「え、あ、うん 確かにぴったしです」