その後も捜査は続いた。


しかしながら、進展はなかった。


関係者等に何度聞いても変わらなかった。


「犯人は被害者の知人何でしょうか?」


私は上司に聞いてみた。


「そうでしょう。家まできて赤の他人だったら変でしょう?」


「そうですね。やっぱり被害者の友人や知人のアリバイを全部調べないといけませんね」


「そうだろ!分かったらさっさとその書類を書け!」


「はい。」


被害者の友人にはほぼ全員に事情聴取を行った。


しかし、全員アリバイ完璧だった。


「何で犯人は、あんな真昼間にやったんでしょうか?夜の方がみんなのアリバイは無くて逃れられるのに」


「それは…なんか用があったんだよ!」


何故か先輩は最近いつもイライラしている。


「そうなんですか。」