やることが無くなってしまって何となくさっきの箱を見てると、端っこに小さく何かが書かれている。
そこの土をはらって見てみるとo,mio
と書いてある。
みお、、さん?
サイズ的にも指輪か何かだと思う。
いいなぁ、貰ったのかな
プロポーズとか?
いや、高校だからきっとプレゼントとかだよね
それでも羨ましい、。
私も咲也くんにプレゼントされたらすごい嬉しいだろうなぁ
、、これって職員室に持っていった方がいいのかな、、?
首をひねっていたら先輩が戻ってきた。
「お待たせ~♪いやぁ、いいねぇ青春だねぇ」ニヤニヤしながらそんなことを呟いた。
「え、?玲於くんなんか言ってたんですか!?」
思わず立ち上がって大きな声を出す。
「んー?まぁねぇ♪これは私が入るより本人同士で話した方がいいねぇ。そのうち、れーくん来るから待ってな。私から2人は遅れるって言っとくから。ちゃんと解決してくるんだよ」私の頭を撫でると部室に走っていった。
、、、解決?
何を?
「、、りほ、。さっきはごめん。ちょっと聞いてくれる?」
マフラーもしないで顔を真っ赤にして玲於くんが辛そうに言った。
「、、うん、」
なんだか顔を見れなくて俯く。
「正直に言うと俺はりほが好きだ。だからさっき機嫌悪かったのは嫉妬。なんで男の家に平気で泊まってんだよ。警戒心とかないのかよ。」
好き、、?
玲於くんが、?
え、?
一気に言われたのといつもの優しい口調とはちがった強い口調に戸惑って何も頭に入ってこない。
「だって、咲也くんはそういうひとじゃないし、、。」
それが精一杯の返事だった。
「は?だとしてもアイツは、、。やっぱ何でもない、、。」
「、、何?アイツは何?」
「何でもないってば。」
それっきりそっぽを向いてしまう。
「ていうか、玲於くん私のこと好き、、なの?」
「うん。大好き。愛してる。」
「え!?いつから、、どこが、、?」
「ずっと前から可愛いとことかかっこいい所とか全部。あと、家のこととか聞いて俺が守りたいって思った。」
即答で可愛いとか言われて顔が熱くなる。
「え、え、あ、えと、ありがとう?」
「うん。それで返事は?」
「ごめん。玲於くんは大切な友達だし、あと、好きな人いるからごめんなさい。」
そういうと、玲於くんは満足そうに笑った。
「ありがとう。振られるつもりできたから。好きな人って朝の人でしょ?」
それから、にやっと笑った。
「っ!う、んそうだよ。」
「だろうね。まあ、まだ素直に応援はできないけどアイツがりほを傷つけたら俺が守る。すぐに取りに行くから。」
男らしく宣言して私を抱きしめた。
「だから、絶対諦めんな。」
そういった声は掠れていた。
あの細い腕からは想像出来ないような力で抱きしめる。
「うん。ありがとう。ほんと、玲於くんはいい人だね。」
何でか涙が流れた。
ほんとに辛いのは玲於くんのはずなのになんでか私が号泣している。
ずっと玲於くんが背中をさすってくれた。
気づけば部活の終わる時間でみんな帰ってしまっていた。
「帰ろうか、。」
優しく笑って私を立たせる。
「うん。ありがとう。頑張るね。」
「そうだね。じゃあね」
手を振って小走りで帰っていってしまった。
そこの土をはらって見てみるとo,mio
と書いてある。
みお、、さん?
サイズ的にも指輪か何かだと思う。
いいなぁ、貰ったのかな
プロポーズとか?
いや、高校だからきっとプレゼントとかだよね
それでも羨ましい、。
私も咲也くんにプレゼントされたらすごい嬉しいだろうなぁ
、、これって職員室に持っていった方がいいのかな、、?
首をひねっていたら先輩が戻ってきた。
「お待たせ~♪いやぁ、いいねぇ青春だねぇ」ニヤニヤしながらそんなことを呟いた。
「え、?玲於くんなんか言ってたんですか!?」
思わず立ち上がって大きな声を出す。
「んー?まぁねぇ♪これは私が入るより本人同士で話した方がいいねぇ。そのうち、れーくん来るから待ってな。私から2人は遅れるって言っとくから。ちゃんと解決してくるんだよ」私の頭を撫でると部室に走っていった。
、、、解決?
何を?
「、、りほ、。さっきはごめん。ちょっと聞いてくれる?」
マフラーもしないで顔を真っ赤にして玲於くんが辛そうに言った。
「、、うん、」
なんだか顔を見れなくて俯く。
「正直に言うと俺はりほが好きだ。だからさっき機嫌悪かったのは嫉妬。なんで男の家に平気で泊まってんだよ。警戒心とかないのかよ。」
好き、、?
玲於くんが、?
え、?
一気に言われたのといつもの優しい口調とはちがった強い口調に戸惑って何も頭に入ってこない。
「だって、咲也くんはそういうひとじゃないし、、。」
それが精一杯の返事だった。
「は?だとしてもアイツは、、。やっぱ何でもない、、。」
「、、何?アイツは何?」
「何でもないってば。」
それっきりそっぽを向いてしまう。
「ていうか、玲於くん私のこと好き、、なの?」
「うん。大好き。愛してる。」
「え!?いつから、、どこが、、?」
「ずっと前から可愛いとことかかっこいい所とか全部。あと、家のこととか聞いて俺が守りたいって思った。」
即答で可愛いとか言われて顔が熱くなる。
「え、え、あ、えと、ありがとう?」
「うん。それで返事は?」
「ごめん。玲於くんは大切な友達だし、あと、好きな人いるからごめんなさい。」
そういうと、玲於くんは満足そうに笑った。
「ありがとう。振られるつもりできたから。好きな人って朝の人でしょ?」
それから、にやっと笑った。
「っ!う、んそうだよ。」
「だろうね。まあ、まだ素直に応援はできないけどアイツがりほを傷つけたら俺が守る。すぐに取りに行くから。」
男らしく宣言して私を抱きしめた。
「だから、絶対諦めんな。」
そういった声は掠れていた。
あの細い腕からは想像出来ないような力で抱きしめる。
「うん。ありがとう。ほんと、玲於くんはいい人だね。」
何でか涙が流れた。
ほんとに辛いのは玲於くんのはずなのになんでか私が号泣している。
ずっと玲於くんが背中をさすってくれた。
気づけば部活の終わる時間でみんな帰ってしまっていた。
「帰ろうか、。」
優しく笑って私を立たせる。
「うん。ありがとう。頑張るね。」
「そうだね。じゃあね」
手を振って小走りで帰っていってしまった。
