「先輩!私、頑張って清純派になります!それで…絶対に先輩を好きにさせて見せますから!」



ガッツポーズをしながら先輩に向かって、叫ぶと…先輩は、ふっと笑った



か、かっこいーっ。



「まあ、無理だろうけど頑張ってみれば?もしお前が俺のタイプになれたら考えてやるよ。」


「えっ、ほんとに⁉︎」



早くも希望の光が……。


「私、頑張ります!」


私はまた叫んだ。


羽咲真央。


明日から清純女子なります!