王宮専属絵師

「つべこべ言うな!お前のような異世界人に泊まれる部屋があるだけありがたいと思え。本当ならば、死刑のところ陛下のいたずら…っ、親切心から命が助かり部屋があるのだ。」


「あーーーもうっ!分かりました分かりました。
ありがとございます~だっ!!」


冷たい顔をするミセヴァルを置いて、廃墟…いや部屋に入った。


………うん、何か創造通り。いや、創造以上だな。


こんなところ部屋でもなんでもなーーい!!!!
部屋中穴だらけで、風がバンバン入ってくるし、ベッドらしき物は寝れる状態ではないし、何しろ埃がすごい!