王宮専属絵師

(痛っっつ!!!!)


「女王陛下に対して頭が高い!!」


頭部の痛みと共に、先程ミセヴァルと女性に呼ばれていた男性に頭を押さえつけられた。


「これ、ミセヴァル。やめんか」


女性の声により、頭部から手が離れていく。


待って、、さっき女王陛下って言った?
女王陛下かって、あの陛下?!?!


「亜美、頭を上げよ。ミセヴァルが悪かったな。こやつは仕事の出来るやつじゃが真面目すぎるのが時に傷じゃ。」