花の咲く頃に


ホントにいた。


そこには花壇の縁に座って

ウトウトしてる彼がいて、

波多野って呼ばれると、

未だにドキドキしてる自分がいる。


「帰らないの?」


「波多野待ってた」


何か約束してたっけ?


なんてそこまで天然じゃないし、

少しは期待してしまう。