花の咲く頃に


「次は樹李の番だよ。

好きな子は聞いてないから、

振られたら慰め会しようね。

それと、この前はゴメン。

羨ましかったんだ、樹李のこと」


私の背中を押してくれた沙織はとても強かった。


同じ人を好きになって、

正面からぶつかってきた沙織は今でも私の憧れだ。


「うん、ありがとう。私もごめんね」


「また明日」


明日、私も一歩踏み出すよ。