茜ちゃんは良く喋る子だ(笑)


俺は聞き役


『翼君、今日から翼って呼んでも良い?私の事も茜って呼んで』


『うん茜ちゃん....あっ茜』

なんか照れた


俺と茜は何回も、茜、翼って呼びあった(笑)


『翼、私の顔見たい?』


『見たいなぁ~!無理だけどね』


すると茜は俺の手を取り自分の顔に俺の手をあてた


茜....


俺は母ちゃんを泣かした五歳の冬を思いだした


俺が母ちゃんの顔を見たいって言った時も顔に手を、あてたよな


『翼、わかる?心の目で見て』


『茜...
見えたよ。可愛いな、茜は二重なんだな、鼻は低いな』

『そうだよ、翼、心の目で私を感じて』


そして茜は....



俺に.....


キスした....


俺のファーストキス


女の子の唇って柔らかいなぁ~


付き合った初日にキス


積極的な子だなって思った


『翼からキスして』

俺は茜の顔を触りながら唇を優しくなぞり茜にキスした


俺、幸せだよ


幸せになっても良いのか???