月夜の涙

あれから数日後




突然純さんが妖になると言い出した。





「狐珀?俺が妖になってもお前は俺のことを愛してくれるか?」




「え?もちろん…?」





「ふっ、じゃあ俺は妖になるよ。」





「え、え、え?」





「お前とそういうことをすると妖になるんだろう?」





「う、うん。」




「狐珀に負担をかけるぐらいなら俺が背負う。だからもう薬など飲まんで良いぞ?」





「純さん本気…?」





「あぁ、」





私の目からぶわっと再び涙が溢れでる。





「ふぇ、純さんっ、」




「お前は本当に泣き虫だな。」




「だってぇ」




「ふっ、なぁ狐珀?」




「ん?」




「俺はどんな妖になるのだ?」






「その人の性格とか個性とか強さによって姿が決まるんだよ。だから純さんはとってもかっこいい妖になれるよ!」





「ふはっ、そうだといいな、」






「うん!」