ん?私何してたんだっけ…外の眩しさで目が覚める





「目が覚めたか。狐珀。」





「ん?桜さん?」






「あぁ」






「ここは小雪さんの?」






「あぁ、お主が気を失った後、ゆうしがここへ運んでくれた。」





「そうなんですね。」





私は起き上がろうとして体に力を入れた。





「痛っ!!」





「狐珀、お前は寝てろ。銃弾が2発も当たったんだぞ?」





「は、はい。」





ガラガラ





「失礼するぞ。」





「じゅ、純さん!?」





「慌てるな、傷口が開くぞ」





桜さんにそう言われ、なんとか思いとどまる





純さんはこちらへ近づいてきて、私の横に腰を下ろした。