そうだ。本当に愛しているなら純さんを信じるべきだ。




私は何を言っていたのだろうか。




偽りの愛なんていらない。




私はこの手で真実の愛を探してみせる。




どれだけかかったって。私はじゅんさんと幸せになりたい。




「そうですよね。ゆうしさん。私、純さんを信じます。」




「ふふ、そのいきです。それがあなたに一番似合う」




その夜はとても心地よく眠れた。




純さん。待っててください。私は必ずあなたを幸せにする。桜ではなく。狐珀で。