それから私と純さんは部屋へ戻り寝る支度をしていた。




「ククッ、桜。何をしているのだ?」





ギクッ、ば、バレちゃった?





「な、何もしてない!」





「ふぅん、俺には並んでいた布団を遠ざけたように見えたが?」





「そ、そんなことする訳ないじゃん!アハハ」





「そうかじゃあ桜。もう少し近づけろ。」





「な、なんで!?」





「では、逆に聞くがなぜ遠ざける必要があるのだ?」





「う、それは…」





「俺のこと意識してるのか?」





純さんは、二タニタ笑っている





「い、意地悪!純さんがさっきあんなことするから…」






「お前はなぁ…」





そういって純さんが近づいてきた