月夜の涙

「桜様。狐珀様。お待ちしておりました。」




「あぁ、城守家の城の近くまで頼む」




「承知いたしました。」




私は馬車に揺られながらコレからの生活に思いやられていた




「狐珀?そんなに緊張するな。何もお前自身を捨てることはない。」




「はい…」




「それとお前につけている護衛はこちらのものだ。安心しろ。」




「喋り方を昨日教えた通りにしろよ?」




「分かりました」




「着いたようだ。では狐珀、また会おう…元気でな」




「はい!桜さんもお元気で!」




私は桜さんに手を振り護衛さんと城へと向かった