月夜の涙

「う、うわぁ綺麗な着物」




「ふふ、狐珀様、お気に召しましたでしょうか」




「はい!召しすぎです!」




「ふふ、それは光栄です。」




なんて愛おしいお方!さすが桜さんです!!召使いさんたちが何やらそんなことを話していた。




「ほら。お前達。」




「「「かしこまりました」」」




召使い達がせっせとお化粧をしたり髪を結ったりしてくれている




「狐珀様。出来上がりました。お疲れ様です。」




「うわぁ!これほんとに私!?き、綺麗」




「ありがとございます!」




召使いさんたちが目を丸くしている




「あ、あの私何か至らんことをいいました?」




「い、いえ、お礼をいって頂けるのは初めてで。」




「は、はぁ」




「狐珀さま、私達一同はあなた様を歓迎いたします。また、ぜひお屋敷においでください」




そういって召使いさんたちが微笑んだ




「は、はい!また来ます!」




「ふふ、では先程のお部屋で桜さんがお待ちだと思います。」




「はい!ではまた!」




召使いさんたちが微笑んで手を振ってくれた