「ありがとう~!本当に果林はイイヤツだな!!マジ助かるわ~。果林と友達になれて本当によかった!」


『友達』か…。
私がどう頑張っても『友達』から変わらないんだろうな…。

って、果林!ネガティブはダメ!
ポジティブに考えなきゃ!
友達としていられるだけでもいいと思うことにしよう!!

「でしょー!私イイヤツ過ぎるわ~。私もよかったよー!悠宇と友達になれて!」


「あ!果林!今日一緒に帰ろーぜ!早速聞いて欲しいしさ!いいだろ??」

わっ!帰れる!一緒に帰れる!やった!
でも、話を聞かなきゃいけないのか、、
そこはちょっとやだなあ。

「もちろん!帰ろ帰ろ!!あ!やばい悠宇!!チャイムなる!!なっちゃった~!!間に合わない!!もう、、サボっちゃう?」

絶対悠宇ノってくるよ、笑
授業大嫌いな悠宇がノってこないわけがない笑

「それもいいな!サボるか!」

ほらね!笑 やった!悠宇といられる!
嬉しい!!



でも嬉しいなんて思えたのは束の間で…。