『彼らが、私を売春婦からただの少女に戻してくれた。 私は、たくさんの人の恨みを買ってきたから、自分の名前は誰にも言わないつもりだった。 でも、私は彼らの仲間であるあなた達を信じます。 私の名前は水川 繰!どうかあなた達の仲間にして欲しい!』 私はこの数日間で感じた永遠への想いを、不器用ながらに伝えた。 皆を信じてみるということも。 そして、彼らに思いっきり頭を下げた。 ーーーパチパチパチっ 「頭上げてくださいっ。」