私はゆっくりと皆の前に立った。


ハルが微笑んでマイクを渡してくれる。


ハルがここまでしてくれたんだから、私も応えなきゃ…!


『…こんにちは!私は皆さんが知っている"かすみ"です。』


ハルのおかげで、あの目は向けられていない。


『私はたくさんの人に身体を売って、たくさんの人を傷つけた。
汚い女だということは自覚しています。
それで、先日その報いが返ってきました。でも、永遠の幹部が助けてくれた。』