素直に謝る愁に、すかさずつっ込む郡。


愁のおかげで少し空気が和らいだようだ。


「…初めまして。俺、柊 薛〜Hiiragi Setu〜。」


全員がパッと声のした方を見る。


愁「お前いつからいたんだよ!」


そこには灰色の髪の男の子が立っていた。


愁「お前デカいくせに影薄いんだよ!」